家財保険は必要?
家財保険は必要?
家財保険は、火災保険の一種であり、火災や風水害による家財の損害を補償するための保険です。厳密に言えば、家財保険における家財とは、家屋内に置かれている食器・衣類などから電気製品・家具などまで大変に幅広い物品が含まれ、家屋内で損害を被ったときに補償対象となります。ただし、庭などの屋外や外出時など自宅外で使用中に受けた損害は補償の対象となりません。また、自動車や自動二輪車は、ガレージ内に置かれていても補償対象ではありません。
これらの家財は、普通、日々の暮らしの中で必要に応じて購入したものであり、全体の購入金額がどれくらいになるかを把握している人はほとんどいないでしょう。また、古い家財が損害を被って同程度の新品を購入しようとした場合、それらの価格を一つひとつ調べるのも大変なことです。しかし、損害保険業界では、保険プランを組み立てるための基礎データとして、家財すべての買い替えに必要な金額を加入者の年齢・家族構成別に調査・集計しています。
その一例として、比較的に若い30歳前後の夫婦・子供2人の場合、家財すべてを買い揃えるのに必要な平均的な金額は約890万円と試算されています。
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(C) 2013 住宅保険の比較と選び方|住宅保険の相場価格は?